みなさまからよく寄せられる質問・お問い合わせ内容をご紹介し、お答えしています。
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キット内容について

床材には何が含まれていますか。

床材キットに含まれる部材は以下の通りです。
床骨組み(根太)
2×4材(38mmx89mm)の防腐処理済み材木が必要な長さに切られて入っております。
床板
必要な大きさに切られた厚さ15mmの板(構造用合板)が入っております。
※上記2×4材を説明図の通りに木ネジ(ビス)で組み、その上に床板を載せ釘止めをします。この床の上に建物が載る構造となっております。

ドアを他の種類のドアに交換することはできますか。

可能です。通常小屋の標準キットにはEZパネル(9.5mm厚)の縁に19mm厚のトリム材が打付けられているドアが同梱されております。このドアは物置や作業小屋等の用途には向いてますが、小屋に内装を施し靴を脱いで入る様な住居的な部屋としてご利用される場合はより肉厚なドアを好まれる方が多く見られます。当社では追加オプション用ドアをご用意しておりますので、詳しくはお問い合わせください。
尚キットに元々同梱されているドアの引き取りはしておりませんので、勝手口ドア等に転用してお使いいただくようご案内しております。

組み立てに必要な部材はすべて含まれていますか。

基礎工事・塗装に必要な物以外の部材は含まれています。

壁材に使用しているポプラの木を表面加工したEZパネルは無垢の板ですか。またその厚みはいくらですか。仕様書は有りませんか。

EZパネルは無垢材ではありません。OSBと呼ばれるチップを縦横に何層も張り合わせて10mm程の厚みにした構造用合板の表面にポプラ樹脂を接着しております。(ホルムアルデヒド等シックハウス原因剤は使用しておりません)その表面に杉模様を焼付けると同時にコーティング処理を施しております。無垢材のように「反り」「ねじれ」がなく、また乾燥による「寸狂い」もないため、欧米では木製サイディング材として住宅用外壁に使用されております。OSB+コーティング層での厚みは10mm程度です。このパネルの仕様書はございませんが、このパネルのメーカーホームページにて詳細をご覧いただけます。
→メーカーホームページはこちら(ホームページはすべて英語表記です)
EZパネルの表面は細めの釘などはなかなか入らないほど硬く、米国ではメーカーによる50年保障もある外壁材です。ペンキの付きも非常に良く、剥げづらいという特徴があります。

ドアには鍵は付いていますか。

標準キットに含まれておりますドアノブは施錠できるタイプとなっております。この他に鍵を付けたい場合はお客様の方でご用意してください。(通常キットのドアノブの鍵は合鍵作成は出来ませんので予めご了承ください)

屋根材は何が含まれるのですか。

ルーフィング(防水シート)、唐草(屋根縁板金)、屋根葺材(アスファルトシングル)、シングル釘が含まれます。

製品を購入後あとからでもオプションは注文はできますか。

オプションの追加注文は可能です。但し全額前払いとなり、送料がお客様のご負担となりますので予めご了承ください。

キットの中にペンキは含まれていますか。

ペンキはキット内に含まれておりません。ホームセンター等で購入してください。塗料の種類はいろいろございますが、塗りやすくムラになりづらい水性ペンキをおすすめしています。弊社施工の場合は別途費用をいただいて外壁塗装をいたしますので、ご希望の方はご相談ください。

オーバードアはキット価格に含まれているのでしょうか。

スペリオール、ヒューロンの2製品は「オーバードア(手動)」又は「ドア」の選択ができる製品です。但し「オーバードアタイプ(手動)」又は「ドアタイプ」の選択によって価格の違いがありますのでご注意下さい。ピットガレージ12 は「オーバードアタイプ(手動)」のみになります。またオーバードアを電動にする事も可能です。(電動モータードライブ別途)オーバードアはすべてメーカーによる設置工事費が含まれています。

「防腐処理済材」とありますが、これはどういう処理をした物でしょうか。真空処理でしょうか。

弊社で使用しております防腐処理済材は防腐剤を注入した物(注入材)ではなく、 SPF材に防腐・防虫効果のある塗料を表面に塗装した物となります。

注文から納品について

営業所からこちらの負担で運送会社に運搬してもらえますか。

はい可能です。運送会社営業所様からご自宅まで「クレーン付きトラックチャーター」をご希望の場合は、弊社へご連絡をお願いします。弊社にて手配させていただき、事務手数料として¥3,000が別途掛かりますので予めご了承ください。
このチャーター便使用の料金目安は¥40,000~¥55,000(税別)となりますが、営業所様によっては下請運送会社費用が異なっておりますので、上記価格はあくまでも目安料金とお考えください。ご依頼いただければ別途お見積もりいたします。

納期はどれくらいですか。

弊社では、ご入金確認をもって正式な受注とさせて頂いております。通常正式受注から2週間程でお客様指定の運送会社・営業所様へ発送いたします。但し繁忙期(春~秋)ですと、2か月以上の納期が掛かる場合がございます。正式受注後に最短納期をお知らせさせていただきます。また弊社による組立施工や弊社3tクレーン付きトラック配達ご希望の場合は別途ご相談ください。

荷の積みおろしは人力で可能ですか。それともクレーン付きトラック等必要ですか。

梱包した荷物はかなりの重量になります。クレーン付トラックやフォークリフトがあれば楽に降ろす事ができますが、無い場合は自宅前にトラックを停車してトラックの上で製品梱包を解き、部材にして運べば人力で可能です。 各製品で重量が異なりますので詳しくはお問い合わせください。なお当社指定の運送会社営業所止めの場合は、営業所様にてトラック等にフォークリフトで積込みをしてもらえます。

荷の寸法(幅・長さ・奥行)を知りたいのですが。

ほとんどの製品の梱包はW2250×D1250×H(製品種類による)のダンボール梱包となります。製品の種類により材料の量が変わりますが、この材料の量の違いで梱包の高さ(H)が変わります。詳しくはお問合せください。

運送会社・営業所の場所(住所)を知るにはどうしたら良いですか。

営業所一覧をPDFにてご覧いただけますのでご確認頂き、ご希望の運送会社と営業所名をお知らせください。

運送会社・営業所への引き取りは土・日・祝日でも可能ですか。

はい可能となっております。(但し営業所によっては日・祝日が引取不可能な場合もございますので、詳しくはご指定の営業所へご確認ください)

引き取り時間等の確認ですが、いつの時点で運送会社へ連絡すれば確認できるのでしょうか。

弊社が製品を発送完了した時点でお客様へご連絡いたします。この時に伝票番号(お問合せ番号)をお伝えいたします。通常2~3日(北海道等離島の場合は中7日程。詳細は別途ご相談ください。)で最寄の営業所へ到着いたします。到着後に営業所よりお客様に電話連絡が入りますので、トラック等で製品のお引取をお願いいたします。もし到着予定日を過ぎても営業所からの連絡が無い場合は、伝票番号を運送会社・営業所様までお伝えいただき、状況のご確認をお願いいたします。

基礎施工について

基礎石は特殊なものですか。

弊社で施工する場合、沓石(くついし)又は束石と呼ばれる台形型の基礎石を1.2m~1.5mの間隔で配置しております。この沓石には羽子板と呼ばれる金物(ボルトやビスで木を止めることができる板)が付いている物と付いていない物があり、ホームセンター等で700円~1000円程度で販売されております。こちら(長野県)では通常3種類の石の高さで販売されております。15cm、24cm、30cmです。
お客様が組立を予定されている場所の条件はどのような状況なのでしょうか?もし傾斜地であったり水はけが悪い所でしたら、24cmか30cmの沓石の使用をお薦めします。これは傾斜地ですと石の高さで傾斜の差分を吸収できるためです。建物の前後で40cm程度の高低差があっても30cmの沓石で吸収できるかと思います(石を据える穴から出る残土でプラス10cm程度地面を盛り上げられますので)また根太等の木部が地面より離れ床下の空間が広い方が通風効果があり、 特に湿った土地には有効です。

基礎部材(基礎石、重量ブロック、アンカーボルトなど)は付属部品として入ってますか。

基礎部材は付属部品としてキットには入っておりません。お近くのホームセンター等で調達してください。

基礎工事は地元の基礎工事屋さんに依頼するつもりです。その図面はいただけますか。

はい。製品のサイズ・基礎の種類によって図面が異なりますので、お知らせいただければ基礎図面をお送りいたします。(無料)

重量ブロックの基礎でも大丈夫ですか。

3坪位までの建物でしたら重量ブロックの基礎でも大丈夫です。独立基礎(沓石)に比べ安価に抑さえる事が出来ます。独立基礎と違い水平を取り据え付けるだけですので寒冷地の場合は冬場の棟上は避けられませんが、小さい建物なので影響は少なく済みます。

土間コンクリートが既に打ってある場所に建物を置きたいのですが、やはり基礎工事は必要なのでしょうか。

キット内容の床有・床無により手順が異なってまいりますが、多少の基礎工事が伴います。
1. 床有の場合
根太(床骨組み材)は防腐処理済み材を使用しておりますが、直接土間コンの上に置いてしまいますと水ハケが悪くなるため湿気が溜まり根太が腐食したりと製品自体の耐久性が損なわれますので、重量ブロック等を置き、その上に設置していただく事をお勧めいたします。
2.床無の場合
建物の壁が載る為の「基礎立上げ」が必要となります。簡易な方法としては既存の土間コン上に重量ブロック(縦置き)を並べる方法があります。もちろんただ置くわけではなくモルタルで接着させながら並べていきます。また強度を上げる為に鉄筋やアンカーボルトも必要となります。この方法の詳しい施工説明は当社HPにて紹介しております。
→「既存コンクリート上に基礎を作る」はこちら

沓石は羽子板が付いたものと付いていない物がありますが、どちらを使用すれば良いのですか。

弊社施工の場合は、建物の外周部分に配置する沓石は羽子板が付いた物を使用し根太と接合いたします。建物の中央部分に来る沓石は根太と羽子板が干渉するため、羽子板が付いていない物を設置しています。

既存のコンクリート(斜面)に独立基礎工事をするにはどうしたら良いでしょうか。

空練のモルタルを水を混ぜずにコンクリートの上に敷き沓石の高さを調節します。その後四方を囲むように木枠を作り沓石の回りに置き、モルタルに水を加えて良く練ったモノを入れます。モルタルが乾いたら木枠を取って完成です。
→「既存コンクリート(斜面)での独立基礎施工方法」はこちら

独立基礎を傾斜地に施工したいのですが、どのようにしたら水平に基礎が出来ますか。

沓石は一般の市販のサイズの最大の物は高さ300mmあります。この沓石の高さで土地勾配を吸収してしまう方法が最も簡単に施工出来ます。
→「独立基礎での勾配吸収」はこちら

独立基礎を設置した場合、床との納まりはどのようになるのでしょうか。

独立基礎と床材の納まり図を作成いたしました。
→「独立基礎納め」はこちら

土間コンクリート基礎に床ありキットで基礎をする場合、どうしたら良いでしょうか。

土間コンクリート基礎+床の場合、一般的な方法が2種類あります。どちらの場合も利点・欠点がありますので一概にどちらの方法が良いかはわかりません。2種類の方法をPDFにてご説明させていただきます。
→「土間コンクリート基礎+床の施工方法」はこちら

キット組立について

工具にはどのようなものが必要なのでしょうか。

必ず必要な物
電動ドライバー(インパクトドライバーならなお良い)
かなづち
スケール(メジャー)
タッカー
金切りバサミ
コーキング材
コーキングガン
鉛筆
あると便利な物
さしがね
のこぎり(窓を取付ける場合)※のこぎり以外でもジグソーや丸のこがあると便利です。
脚立+足場板
水平器

ペンキは仕上がってから塗らなければならないのでしょうか。どのくらいの頻度で塗った方がいいのでしょうか。

ペンキは本体組立て後1ヶ月以内に塗付することをお薦めしております。
EZパネルタイプの場合
水性ペンキ等の塗膜をつくるタイプの塗料をご使用下さい。浸透性タイプの防腐剤やステイン系の塗料はムラが出やすく仕上りが綺麗になりません。ペンキを塗装する頻度につきましては、5~6年で行ってください。(塗料のグレードにより異なります)
無垢材タイプの場合
ペンキ等の塗膜をつくるタイプの塗料より浸透性のある防腐塗料をお勧めします。市販のものでは「キシラデコール」や「バトン」といった名前の塗料が信頼性が高く良いとされております。

敷地境界ぎりぎりに建てない方がいいですか。

一般的に民法上では隣地境界線より外壁面を50cm以上離して建築してください。もし境界ギリギリまで寄せたい場合は隣地所有者にあらかじめ了承を得てから建築した方が良いかと思われます。また別荘地等では別荘地を運営する会社によっては「境界線から何メートルはバックさせてください」というルールや建築協定がある場所もございますので、別荘地等の管理事務所様にご相談ください。防火地域・準防火地域・22条地域につきましては規定等がありますのでご相談ください。

キットに不足があったり、大きな傷(穴など)があった場合の追加、交換方法やそれに要する期間や費用負担はどうなりますか。

部材不足、傷等がある場合は同様の部材を至急供給・交換させていただきます。(送料等の費用は弊社負担)

自分で建てようと思っているのですが可能でしょうか。組立手順書等はわかりやすいものなのでしょうか。

弊社製品は日曜大工で組立て出来るようキット化されています。キットの中には必要な部材がすべてカットされて入っております。また説明書の順序に沿って組み立てられますし、わからないところ等ございましたらお電話にて施工担当がサポートさせていただきます。
→「組立て説明書サンプル」はこちら

断熱効果はありますか。

弊社製品標準キットのままでもスチールやプレハブ製の小屋と比べると「木製」である分、断熱効果はございます。しかし一般住宅レベルの断熱効果を得る為には、やはり断熱処理を施す必要があります。

窓の取り付けの際、壁に開口を開けるわけですが、強度に問題はありませんか。

角窓用に開口を開けましても強度的には問題はありません。窓は大、小共に壁の間柱の間に入りますので間柱の切断は必要ありません。またお客様が調達された窓で大きいサイズの窓を取り付けたい場合は間柱を切る必要がありますが、この場合は補強材を入れることで強度を確保できます。この補強材の入れ方についてはご相談ください。(補強材はキットには入っておりませんので、お客様の方でご用意いただきますようお願いいたします)

塗装はしなくても大丈夫ですか。塗装していない場合の色はどんなですか。

既に防水・防腐処理されておりメーカー側で北米内に限ってですが50年程の保障が付いている防腐性能があります。しかし組立時に打ち込むビス(木ネジ)や釘でそのパネル表面に穴を開けてしまう訳ですから、その部分からの腐食の可能性や釘錆の不安は残ります。このビス・釘部分を塗装によりコーティングする意味で塗装の必要が出てきます。パネルの元々の表面色はベージュ色となっております。たとえこの色が塗装したいペンキ色と同じ場合でも同じ色のペンキで必ず塗付するようにしてください。

組立後建物内部より屋根を見ると野地板をシングル釘が貫通していました。普通貫通する物なのでしょうか。また貫通していても問題ないのでしょうか。

シングル釘の飛び出しですが、これは飛び出した状態が釘抜け防止の為には 一番効果的という建築的な理由があります。一般住宅では内装をするので見えないのですが、弊社の小屋ではそうもいかず、販売されている中では一番短い釘ではあるのですが若干飛び出してしまうのはいたしかたないところです。しかし見えたままでは危ない、という場合は飛び出した分だけ切ってしまうしか対処方法は無いのが現実です。切ってしまうとその分釘は抜け易くなってしまいますので、人の手が届くような危ない所のみ切っていただくようにお願いしております。切ると言いましてもサンダーやグラインダーなどで削り取るといった感じです。

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